若狭ぐじ

若狭ぐじとは・・・

若狭ぐじ(若狭ぐぢ・わかさぐじ・Wakasa guji)は、
若狭湾で獲れる甘(アカアマダイ)。

特に、延縄漁(底延縄漁)で漁獲されたもので、鮮度と見た目がよく、大ぶりなものを指す。柔らかな身、上品な脂、淡白で香りがよく、古くから京料理のとして知られる。鱗を取らずにをして鱗と一緒に焼き上げる若狭焼き・ぐじの一本焼きのほか、刺身、、蒸し物、、吸い物などに用いられる。は、8月上旬から11月下旬頃。

水分が多く、身が柔らかい為、取り扱いには特に注意が払われており、若狭には、水揚げ後に捌いて塩水で洗ってから塩を打ち、余分な水分を抜いて最上の状態にして、京都や大阪に運ぶための処理をする専門業者もおり、そのような繊細で技術を要する工程も、味の良さとともに「若狭のグジ」が最の一つと呼ばれる理由の一つともなっている。

若狭ぐじの食べ方

若狭ぐじの主な食べ方としては、刺身や塩焼き、鱗をつけたまま焼く若狭焼き(鱗焼き)、干物、吸い物、蒸し物(ら蒸し、酒蒸し)、煮物、昆布締め、汁、揚げ物などがある。

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