地鶏の炭火焼き

地鶏の炭火焼きとは・・・

地鶏の炭火焼き

地鶏の炭火焼き(じどりのすみびやき・Jidori no Sumibiyaki)は、
地鶏(みやざき地頭鶏(じとっこ)等)のもも肉を骨付きのまま、または一口大に切って、、(コショウ)で味付けし、鶏の脂で炎が上がるほどの強火の炭火で焼上げたもの。炭の色がつくくらい豪快に焼上げるので、芳ばしい燻製のようながあるのが特徴。宮崎県の郷土料理。宮崎地鶏炭火焼。鶏の炭火焼、地鶏炭火焼、炭火焼地鶏とも。

宮崎のとして広く知られるたべもので、宮崎の地鶏を、炭火に鳥の脂を加えて大きく吹き上げさせるよした強火の炎で、燻すように一気に豪快に焼き上げるため、炭がついた黒い色をしているのが特徴。鶏脂の煙で、に独特の芳ばしい風味をまとわせつつ、旨味と肉を閉じこめたものををつけて食する。

宮崎県内の飲食店など150軒以上で提供されており、宮崎県外でも、東京や大阪などの都市部を中心に提供店が数多くある。宮崎県内では、飲食店のほか、などでも市販されている。骨つきタイプもあるほか、ラーメンにした「炭火焼ラーメン」、親子丼に仕立てた「炭火焼き鶏親子丼」、ピザにトッピングしたものなどもある。

昔から養鶏が盛んであった宮崎では家庭のご馳走として「鶏の炭火焼」は親しまれていたもので、その発祥としては、卵を産み終えた廃鶏を調理する際に、においが残っていたため、臭い消しの調理方法として、炭火の強火で焼き上げる方法が考案されたのが始まりといわれる。

家庭では炭火が使われなくなったなどの理由で次第に一般家庭では食べられなくなったが、昭和29年に宮崎市内の「丸万」がお店としては初めて提供を始め、その後県内の居屋などで提供されるようになると次第に人々の間に広まり、定番メニューとして定着していったという。

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