京とうふ

京とうふとは・・・

京とうふ(京豆腐・きょう豆腐・きょうとうふ・Kyo tofu)は、
京都で作られている豆腐。国産の大豆を100パーセント使用し、京都の水を用いて作られる、京のブランド品。一般的な「にがり」の代わりに「すまし粉」が用いられるもの(嵯峨豆腐)と、にがりが用いられるものとがある。柔らかな食感で「女豆腐」とも呼ばれる。

豆乳に、「すまし粉」と呼ばれる石膏から作られる硫酸カルシウムをいれ、一度固めたものを崩し、もう一度型に入れて固めることにより、隙間が多くでき、出汁や味の染み込みやすい「京豆腐」ならではの豆腐となる。

澄まし粉を用いた豆腐(嵯峨豆腐)としては、「森嘉」が知られるほか、京とうふとして、「永井の純とうふ」「まことのきぬ(伊賀屋食品工業)」「久在屋の本豆腐」「吉田食品の京豆腐 はんざ」などが知られる。

2007年には「地域団体商標」に登録されており、京都府豆腐油揚商工組合が「国産大豆を100%使用するとともに、豆乳濃度13brx以上のもの」限定で、京豆腐を認定している。

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