煮貝

煮貝とは・・・

煮貝(にがい・Nigai)は、
あさり、蛤、サザエ、バカガイ、ホッキガイなどの貝類を醤油、日本酒などの煮汁で煮たもの。特にアワビを煮て作る「アワビの煮貝」(鮑の煮貝・アワビ煮貝)が有名。アワビの煮貝は、山梨の郷土料理、山梨名物、山梨の銘品として知られている。そのままスライスして食べるほか、焼いて食べる場合もある。

海のない山梨でアワビの煮貝が郷土料理となった理由

江戸時代、甲斐の国へ駿河湾で獲れたアワビが運ばれていたが、現在のように冷蔵や冷凍のシステムなどなかった当時、アワビは駿河の国で加工されて醤油漬けとなり、樽に詰められて馬の背にのせられて中道往還(甲駿街道)を運ばれた。駿河から甲斐までは1日半ほどの道程であったが、その間、馬の背に積んだ樽は馬の体温で温められ、さらに馬が歩くのにあわせて樽が振動したことにより、樽の中のアワビに適度に味がしみ込んで、甲斐の国に着くころには美味なるものになったと伝えられる。

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