宮重大根

宮重大根とは・・・

宮重大根(宮重だいこん・みやしげ大根・みやしげだいこん・Miyashige daikon)は、
大根の品種の一つ。愛知県清須市春日宮重町で栽培されている尾張大根の品種。江戸時代から栽培されている伝統野菜で、「あいちの伝統野菜」35品種の一つに選定されている。尾張国春日井郡落合村枝郷宮重で栽培されていたことから、「宮重大根」の名で呼ばれるようになったという。青首大根のルーツといわれ、京野菜の聖護院大根などもこの宮重大根が発祥といわれる。往時は盛んに栽培されていたが、昭和20年以降、病気などの要因や消費傾向の変化などにより、生産量は激減、一時は衰退してしまったが、地域の有志により復活、現在は昔ながらの品種に近い宮重大根も栽培されている。

主な利用法は、煮もの、漬物、切り干し大根など。首の部分は甘味が特に強く、甘い大根おろしが出来る。

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