仙台曲がりねぎ

仙台曲がりねぎとは・・・

仙台曲がりねぎ(仙台まがり・仙台まがりねぎ・仙台曲りねぎ、仙台曲がり葱、仙台曲がりネギ、仙台曲り葱・せんだい曲りネギ・仙台まがり葱・せんだいまがりねぎ・Sendai Magarinegi)は、
ユリ科ネギ属に分類されるネギのブランドの一つ。宮城の在来、ご当地野菜、野菜。仙台伝統野菜。単に「曲りねぎ」とも。余目ねぎ。白い部分が大きく湾曲しており「曲りネギ」の名がある。香りが強く、加熱すると甘みが濃くなって柔らかく、味が良い事で知られる。

仙台市の北東部に位置する岩切地区の余目と呼ばれる場所が発祥とされるネギで、川ので土が湿っておりネギの栽培が難しかっとから明治から大正時代にかけて改良され考案された栽培法である「やとい」というやり方で植えつけられているために曲がった形状となる。この「やとい」とは、ある程度大きくなったネギを一度抜き、浅く作った畝に横に寝かせるようにして再び植え付ける方法で、白い部分は横になったまま、青い部分が成長するに従い上へと立ちあがっていくので、全体的に曲がった形状となる。土に覆われた部分が浅い為に土の中の湿気の影響を受けにくい一方で、寒さに触れやすくなるために、自らが凍結しないように糖分を蓄える上、曲がって成長するストレスもあって甘くなるという。

曲がりねぎの食べ方

曲がりネギは太くてが強く、加熱することで甘みがぐっと増す為、焼きネギや鍋、汁物、煮物、炒めものなどで食されることが多い。ぬた(和え)や天ぷら、炊き込み御飯、ネギ味噌などでも食されるほか、薬味としても用いられる。

曲がりねぎの

曲がりねぎの旬は1月~2月頃。

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