とんすい

とんすいとは・・・

とんすい

とんすい(呑水・トンスイ・tonsui)は、
小鉢の一種。縁の一部が持ち手のように突出している器で、鍋を取り分けたり、天つゆを入れる際などに用いる。湯匙。

とんすいの名の由来 意味

とんすいの名の由来や意味には諸説あり、正確な事はわかっていないが、中国から伝わってきた、スープなどを取り分ける際などに用いられる陶製の匙「湯匙(たんし)」が元ともいわれる。「湯匙」はいわゆる「レンゲ」の一種で、片側のヘリが突出した現在の「とんすい」の形状も湯匙の形状がいつしか変化したもの、といわれている。

とんすいの持ち方 使い方

突出した部分を持つことにより、熱い鍋などを取り分けても手が熱くならずに持ちやすくなるが、その部分だけを片手で持つとバランスが悪いので、もう一方の手を軽く添えて持つようにすると安定する。

とんすい
水炊きを取り分けたすいとん
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