炊いたん

炊いたんとは・・・

炊いたん(たいたん・Taitan)は、
京都をはじめとする関西の言葉で「炊いたもの」を意味する。芋やカボチャ、大根などの食材を、出汁と醤油、酒、味醂(みりん)、砂糖などの調味料で調理したもの。おばんざい・お惣菜の一つ。話し言葉で多く使われるが、近年、飲食店、特に観光客向けの店のメニューなどにもよく見られる。

関西方面では、「炊く」は、お米を「炊く」とは多少異なった意味合いでもよく用いられる言葉で、食材を「煮る」に近い調理をする際に用いられる。(単に「煮る」よりも「煮含める」に近く、イメージとしては「煮汁で食材をコトコト煮て出汁と調味料の味を含ませる」というような「食材と出汁の味わいを大切にしながらヒタヒタの煮汁でじっくりと味をしみこませつつ加熱する」ニュアンスで使われる。)

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料理名、呼び名としては、元来、「何々煮」といった特定の料理名がない料理に便宜上「〜を炊いたもの」と名をつけて呼ぶ為の「話し言葉」であり、メインとなる食材を頭に冠して、または食材の名前を組み合わせて、「お芋さんの炊いたん」「お豆さんの炊いたん」「おからの炊いたん」「大根の炊いたん」「カボチャの炊いたん」「小芋の炊いたん」「鰊とナスの炊いたん」「切り干し大根の炊いたん」「白菜と油揚げの炊いたん」「ずいきの炊いたん」「壬生菜とお揚げの炊いたん」「フキと鯛の子の炊いたん」「アラメの炊いたん」「万願寺とうがらしとじゃこの炊いたん」などとなる。

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