特殊弁当
特殊弁当とは・・・
特殊弁当(とくしゅ弁当・とくしゅべんとう・Tokushu bento)は、
駅で売られる弁当(駅売弁当・駅弁)のうち、いわゆるご飯とオカズの「普通弁当」に対して、季節や地域の特別な食材を用いて作られる弁当のこと。地域の特色を生かした弁当で、鯛めし、釜飯、うなぎ飯、あなご飯などのめし類や、鯖寿司、あじ寿司などのすし類、弁当類などが含まれる。タコやイカ、穴子、貝など地域の名産品の魚介類や、きのこ、山菜などが用いられる。一番最初に発売されたのは明治の中頃で、次第に全国に広がっていった。戦争で一時廃れたものの、戦後、さらに本格的に広まり、高度成長期には様々な種類のものが登場した。また容器も弁当に合わせたものが用いられ、カニや栗、桃など弁当の中身を象徴するような特殊な形をしたものもある。
主なものとして、鮭めし、かにめし、ほっきめし、はもめし、いかめし、鳥めし、シシャモ・チップ寿司、やまべずし、かに弁当、かき弁当、ほたて弁当、うなぎ丼、うなぎ飯、あゆずし、しいたけめし、釜飯、シウマイ弁当、あじ押ずし、たいめし、マス鮨、カマス寿司、きすずし、鯛ずし、ふな飯、おぼろめし、めはりずし、さんまずし、さばずし、松茸飯、かしわめし、かにずしなどがある。
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