カスドース

カスドースとは・・・

カスドース(かすどーす・Casdoce)は、
カステラを卵黄に浸してから糖蜜で揚げた菓子。南蛮菓子の一つ。長崎県平戸市の銘菓・郷土菓子・伝統菓子として知られる。カステラの表面(茶色になった部分)を切り落とし、カットしてから乾燥させ、卵黄にくぐらせた後、熱した糖蜜で揚げて表面にグラニュー糖をまぶす。卵も砂糖も贅沢品であった江戸時代には平戸藩の殿様と限られたごく一部の者しか食べる事の出来なかったといわれる幻の菓子で、明治以降には皇室献上銘菓となっている。長崎県平戸にある長崎最古の菓子店(1502年(文亀2年)創業)で平戸藩松浦家の御用菓子店であった「平戸蔦屋」などが製造・販売している。

→ 南蛮菓子
→ 平戸蔦屋(外部リンク)

カスドース

カスドース

(画像提供:九州観光推進機構)

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