牛タン焼き

牛タン焼きとは・・・

牛タン焼き

牛タン焼き(ぎゅうたん焼き・ぎゅうたんやき・Gyutanyaki)は、
牛の舌(牛タン)を炭火などで焼いたもの。牛タン料理としては、宮城県仙台のものが有名で、「仙台牛タン料理」仙台牛タン焼き」「仙台牛タン」として、、ご当地グルメとなっている。宮城の郷土料理。

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宮城の牛タン焼きは、1948年(昭和23年)、当時焼鳥屋を経営していた「太助」の初代店主・佐野啓四郎氏が、洋食の牛タンシチューに用いられていた牛の舌部に目を向けたことから生まれたという。当時は、戦後すぐの物資の少ない時代ではあったが、それでも供給のあった麦飯、及び比較的手に入りやすかった牛のテールを使った「テールスープ」、「野菜の浅漬け」、さらに佐野氏が山形県出身であったことから、同郷の客からすすめられた「南蛮味噌(味噌南蛮)」を付け合わせにして、「牛タン定食」として出したのが始まりという。当初は地元の人々に親しまれていたが、高度成長期に他県からやってきた転勤族や出張のビジネスマンの間で次第に話題となり、さらに1991年4月以降の牛肉自由化に伴い、牛たんが安く入手できるようになったことで、宮城県内で「牛タン文化」が一気に浸透していったという。

仙台牛タン
牛タン焼きに野菜の浅漬け、南蛮味噌、テールスープ、麦飯の定番セットメニュー「牛タン定食」
テールスープ

牛テールをじっくり煮込んで作られるテールスープ。

牛タン焼き
牛タン焼き

仙台の牛タン焼きは、分厚く切られたものが多く、熱の通りや食べやすさなどが考慮されて何本か切れ込みが入れられ、主に炭火で焼かれてシンプルに塩・胡椒で調味される。そのほか醤油だれや味噌で味付けをしたものもある。

南蛮味噌
南蛮味噌

牛タン焼きを最初にメニュー化した「太助」の初代店主・佐野啓四郎氏が山形出身であったことから取り入れられたという「南蛮味噌(味噌南蛮)」は、青南蛮(青唐辛子)を味噌漬けにしたもの。仙台の牛タン焼きには欠かせない存在。

牛タン弁当

仙台駅などでは、駅弁の牛タン焼き「牛タン弁当」も売られており、名物駅弁の一つとなっている。

牛タン弁当
牛タン弁当

牛タン焼き以外の牛タン料理

「牛タン焼き」のほか、仙台の牛タン料理としては、「牛タンの刺身(牛タン刺し)」や「牛タン寿司」「牛タンタタキ」「牛タンシチュー(タンシチュー)」「牛タンカレー」「牛タンしゃぶしゃぶ」「牛タンスモーク」「牛たんホワイトシチュー」などがあり、「牛タン焼き」と共に「牛タン」の料理として親しまれている。また、「牛タンの燻製」や「牛タンの佃煮」なども市販されており、仙台土産の一つとなっている。

牛タン刺し
牛タン刺し
牛タンシチュー
牛タンシチュー

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