秋刀魚寿司
秋刀魚寿司とは・・・
秋刀魚寿司(さんま寿司・サンマ寿司・サンマずし・秋刀魚寿し・さんまずし・Sanmazushi)は、
秋刀魚(さんま)で作られる押し寿司の一つ。主に三重県及び和歌山県の太平洋(熊野灘)沿岸部で食べられている郷土寿司。郷土料理。一説には奈良時代から食べられているともいわれる。
祭りや祝い事など、おめでたい席で振舞われてきたご馳走であり、熊野灘で秋刀魚のとれる季節(秋から冬)の旬の味覚。生の秋刀魚を塩漬けにして作るもののほか、焼いて作るものもある。
釧路沖から三陸沖、そして熊野灘へと回遊してきてほどよく脂が抜けた秋刀魚を頭をつけたまま背開きまたは腹開きにし、軽く塩漬けにしてから、酢(ダイダイ酢など)でしめ、木型に詰めた酢飯の上に乗せて、押し寿司にする。ダイダイのほか、柚子、和歌山県北山村の特産品ジャバラなどが香りづけに用いられる。
塩漬けにした秋刀魚を2週間~20日ほどご飯と共に漬け込んださんまの熟れ寿司も紀州の名物。
Share