南蛮菓子
南蛮菓子とは・・・
南蛮菓子(なんばんがし・Nanban Gashi)は、
安土桃山時代に、宣教師や商人が海外から持ち込んだ菓子。またはそれを元に考案された菓子。南蛮の菓子。南蛮渡来の菓子。その9割はポルトガルからもたらされたとされる。
日本が鎖国政策を取り宣教師らが国外追放された後も、南蛮菓子は日本に根付き、江戸時代を通して藩主や武士、商人らの舌を楽しませた。当時は、庶民の口には中々入らなかったといわれるが、現在では、郷土菓子、郷土の銘菓として知られているものも多い。
主な南蛮菓子
カステラ、有平糖、コンペイトウ、丸ぼうろ(ボーロ)、飴、桃カステラ、カルメ焼き(カラメル焼き)、カスドース、タルト、ザボン漬(文旦漬)をはじめとする果物等の砂糖漬け、ビスケット(ビスカウト)、鶏卵素麺、ちいるんこう(鶏卵糕)など。
またかりんとうや唐饅頭、一口香(逸口香)など、南蛮菓子がその起源とされる菓子もある。
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