肉じゃが
肉じゃがとは・・・
肉じゃが(肉ジャガ・にくじゃが・ニクジャガ・Nikujaga)は、
牛肉とジャガイモ、玉ねぎ、人参、白滝(しらたき)または糸こんにゃく、さやいんげんなどを炒めてから、醤油、酒、砂糖、みりんなどで甘辛く煮たもの。甘煮。煮込み料理の一つ。家庭料理として知られるほか、居酒屋や小料理屋などでも供されることのある料理の一つ。材料を切る、炒める、煮るなどの調理の基本的な工程を含む料理であるため、料理初心者のための料理、料理入門のための料理として、学校の家庭科などで、献立の一つとして学ぶこともある。地域や家庭、店などにより用いる具材や味付けなどに差があり、牛肉の代わりに豚肉や鶏肉が用いられたり、白滝の代わりにコンニャクを用いたり、出汁を加えて煮込んだりすることもある。
その発祥は明治時代で、英国に1870年から三年間留学していた東郷平八郎が留学先で食べたビーフシチューの味を気に入り、帰国後、海軍の食事として牛肉とジャガイモやタマネギを使った料理を作らせたのがその始まりとも伝えられるが、諸説ある。東郷平八郎が司令長官として最初に赴任した土地である京都府の舞鶴市や、その舞鶴赴任の10年前に参謀長として赴任していた広島県の呉市が肉じゃが発祥の地として名乗りを挙げており、それぞれ「まいづる肉じゃが」「くれ肉じゃが」と呼ばれるご当地肉じゃがで地域おこしをしている。
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