時雨煮

時雨煮とは・・・

松阪牛の時雨煮

時雨煮(しぐれ煮・しぐれに・Shigureni)は、
や肉類、キノコなどの食材を、ゴマなどで炒めた後、醤油、酒(日本酒)、などで濃いめに味付けし、を加えてじっくりと煮詰めたもの。佃煮の一種。「時雨」「志ぐれ煮」とも。

元々は、前期の俳人で蕉門十哲の一人・各務支考が名付けたとされる、三重県名の特産品のはまぐりを煮た名物料理「時雨蛤(しぐれはまぐり)」を指していたが、現在では、アサリや、貝類、鹿肉、肉、かき、すっぽんなど様々な具材を用いた時雨煮がある。

濃厚でコクのある旨味の中にぴりっとした生姜の辛味がアクセントになっており、そのコントラストのあるが舌の上を通り過ぎていく味わいが、一時的に降って止む時雨に例えられたものといわれる。

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