青森シャモロック

青森シャモロックとは・・・

青森シャモロック

青森シャモロック(あおもりシャモロック・あおもりしゃもろっく・Aomori syamorock)は、
鶏の品種、ブランドの一つ。青森県で飼育されている品種。青森の地鶏。かつて青森県の五戸町にあった(現在は野辺地町に所在)青森県産業技術センター畜産研究所(旧:県畜産試験場)において二十年がかりで開発された品種で、シャモの改良種である「黄斑シャモ」のオスと「速羽性黄斑プリマスロック」のメスを掛け合わせており、それぞれの種の良さである、肉質に優れ味がよく、飼育しやすく発育も良い品種となっている。

旨味成分である「イノシン酸」や「グルタミン酸」を、一般的な鶏肉と比較すると多く含むために、味が濃くて旨味があり、食感や色味も良く、出汁もよく取れることで知られ、青森シャモロックの良さを生かした親子丼やそぼろ丼、鍋、素焼き、鉄板焼き、ラーメンなどの「シャモロック料理」は、名物料理となっている。

成長の良いものを選りすぐり、飼育環境や飼育方法、エサなどを特化することで通常の「青森シャモロック」よりもさらに旨味成分などが増加した(グルタミン酸が約1.6倍、機能性成分のα-リノレン酸が約2.6倍)「青森シャモロック ザ・プレミアム #6」という、より特別なものもある。

(画像提供:青森県観光連盟)

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