ヤマモモ
ヤマモモとは・・・
ヤマモモ(山モモ・山桃・ヤマもも・やま桃・山桜桃、火実・やまもも・Yamamomo)は、
ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑樹。その果実が食用となる。生息地は太平洋側は静岡以西、および日本海側は福井よりも南西の本州、九州、四国、および沖縄各地の山や低地で、甘酸っぱい味わいを持ち、古くから食用となってきた果実の一つ。そのまま、またはシロップ漬け(シロップ煮・砂糖漬)で食されるほか、ジャム、缶詰、飲料(清涼飲料水・やまももドリンク)、果実酒(やまもも酒)などに加工される。赤い実のその見た目がお皿に華やかさを与えることから、旅館の食事などでシロップ漬になった「ヤマモモ」が、焼き魚などの彩り・箸休めなどとして添えられることも多い。
焼き魚に添えられたヤマモモのシロップ漬
Memo
モモ(桃)とヤマモモは、同じ「モモ」と呼ばれるが全くの別物で、ヤマモモがヤマモモ科ヤマモモ属であるのに対し、桃はバラ科モモ属の木。山に自生している桃のような食べられる赤い実ということで「ヤマモモ」と呼ばれるようになったといわれる。また、赤い実であることと「~モモ」と呼ばれることから、「こけもも」と混同されるケースもある。
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