きぬがさどん

きぬがさどんとは・・・

きぬがさどん(衣笠丼・Kinugasadon)は、
油揚げ(京揚げ)とネギ(九条ネギ)を醤油、酒、みりんなどを加えた出汁で炊いて玉子でとじた丼。

京都発祥と言われる丼で、今も京都では定番の丼もの。ほぼ同様のものが大阪などではきつね丼とよばれる。

その名は、金閣寺(鹿苑寺)のそばにある標高200mほどの衣笠山に由来、油揚げとネギを玉子でとじた見た目が、雪景色の衣笠山に似ているから、この名がついたという。また、衣笠山には狐がよく出たから、という説も。

京都では、一般的な蕎麦屋を始め、衣笠丼を提供する店は多いが、創業1465年の老舗・尾張屋は特に有名。

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