どぶ汁

どぶ汁とは・・・

どぶ汁(ドブ汁・どぶじる・Dobujiru)は、
あんこうを用いて作る汁料理・鍋料理の一つ。茨城県から福島県南部にかけての沿岸地域で昔から食べられてきた料理で、漁師料理が発祥といわれる料理。茨城の郷土料理として知られる。漁師が漁に出る際に、大根などの野菜と味噌を船に持ち込み、獲れたアンコウをその場で捌いて、肝、野菜と共に鍋に入れ、味噌で味をつけたという汁料理で、水を入れずに野菜とあんこうから出る水分だけで調理するのが特徴。あん肝が溶け込んだ濃厚な味わいを持つ。

一般家庭で作られ、食べられているほか、飲食店や旅館などでも提供されているが、まったく水分を加えないと濃厚すぎる味わいとなってクセがあり、万人受けしにくいことと、量を多くできない(または価格が高くなってしまう)といったような理由もあり、地元でも出汁などを加えて作り、提供する店や宿もあるが、水分を加えない本来の姿の「どぶ汁」を提供する店や宿もあり、むしろその濃厚でクセの強い味わいが「本物」として、「どぶ汁」を好む人々の胃袋とハートをがっちりとキャッチしている。価格は「1人前3000円以上」からという場所も多い。

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どぶ汁の名前の由来

どぶ汁には、あんこう鍋の七つ道具といわれる、身、皮、胃、卵巣、鰓、鰭、そして肝臓(あん肝)のすべてが入り、シンプルなものだと、後は大根を加えるのみで、味噌で味付けをして仕上げる。あん肝が溶け込んだその見た目が「どぶ」のように濁って濃厚なことから「どぶ汁」の名がついたともいわれる。

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