一番茶

一番茶とは・・・

一番茶(いちばん茶・一番ちゃ・いちばんちゃ・Ichibancha)は、
その年の収穫時期(八十八夜の頃=例年5月上旬頃=時期は地域や高度などによって多少異なる)の一番最初に摘まれた茶。最初に生育した新芽を摘んで作られるお茶。初摘み茶、新茶とも。さわやかで清々しく、香りや甘み、旨味がある茶(※)といわれる。一番茶を摘んだ後、およそ14日前後で新しい芽が生え、45日ほどすると摘むことができるようになる。これを二番茶といい、その後も芽の成長に合わせて、三番茶、場合によっては四番茶と、お茶は年に3~4回ほど摘採(収穫)される。

その中で一番茶は、味や香りが良いだけではなく、初物、縁起物として重宝され、高値で取引されることが多い。

※茶の旨味成分であるテアニン(アミノ酸の一種)を多く含むという。

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