具雑煮

とは・・・

具雑煮

具雑煮(画像提供:九州観光推進機構 )

具雑煮(具ぞ・ぐ雑煮・ぐぞうに・Guzoni)は、
長崎県の郷土料理。主に島原地方で昔から食べられてきた的な料理。あごや節、いりこ、昆布などで取ったダシで、白菜、ごぼう、しいたけ、蓮根、山芋、鶏、アナゴ、焼き、春菊、大根などを入れて煮込み、醤油や酒などで調味したすまし汁仕立ての料理。その名は「魚介や肉、などの沢山の「具」が入ったお「雑煮」」という意で名付けられたとされ、島原地方では一般的な「雑煮」のように正月料理として食べられるほか、婚礼などの祝い事や祭礼などのいわゆるハレの日に食べられてきた。その発祥は古く、1637年(寛永14年)に勃発した「島原の乱」の際、天草四郎時貞と農民たちが英気を養うために、蓄えていた餅と、海の幸・山の幸を使って雑煮を作ったのがそのはじめという。

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