一番摘み

一番摘みとは・・・

一番摘み(いちばん摘み・一番つみ・いちばんつみ・Ichibantsumi)は、
1. 収獲シーズンに網から一番最初に収穫された新芽の海苔。新海苔(新のり)の中でも、特に一番最初に網から摘まれる「初摘みの海苔」のこと。一番摘み海苔。初摘み海苔。旨味が濃くて香り高く、口溶けも良く、上質な海苔として知られる。一番海苔(一番のり)、花海苔(花のり)とも。収獲シーズンの一番最初に摘む作業そのものを指す場合もある。

海苔の収穫シーズン(摘採時期)は地域にもよるが、有明海の場合は10月に種付けが行われ、11月の中旬頃が「初摘み」の時期となる。

一番摘みの際には、海苔の根元を残して葉先を摘むが、1週間ほどして葉が再び伸びてきたものを摘んだもの(摘むこと)を「二番摘み」といい、以下同様に「三番摘み」「四番摘み」と続く。平均して、9〜10回ほど収獲が行われる。

2. その年一番最初に、生育した茶の新芽を摘むこと。またはそうして摘まれた茶で作られるお茶。新茶、一番茶。

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