キザラ
キザラとは・・・
キザラ(きざら)は、
サトウキビ(またはテンサイ(サトウダイコン))を絞った汁を煮詰め、
濃縮し、結晶させた砂糖の一種。中双糖(中ザラ糖)。
結晶が大きくて水分が少なく、黄褐色がかっている。糖度は99.7度前後。
精製時または仕上げ後にカラメルを付加するために色がついている。
黄ざら糖(キザラ糖)、黄双目(黄ザラメ) とも。
一般には、白双糖(白ザラ糖)と共に「ザラメ」と呼ばれることも多い。
高温でも溶けにくく、完成品のじゃりっとした食感と風味が好まれ、
ザラメせんべいや、カステラなどの焼き菓子にまぶされるほか、
カルメ焼き(カルメラ焼き)や綿菓子には欠かせない。
また、カラメルの風味を持ち、料理に照りとコクを与えるので、
すき焼き、煮物、佃煮、くぎ煮、煮豆、さつま揚げ、漬物などに多く用いられる。
キザラ(キザラ糖)の主な産地:
奄美大島
種子島
喜界島
徳之島
など。
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