かしわ

かしわとは・・・

かしわ(柏・カシワ・Kashiwa)は、
1. 鶏肉のこと。かしわ肉(柏肉)とも。元々は日本の在来種(和鶏)である「黄鶏(かしわ)」を指していたが、いつしか鶏(鶏肉)を指すようになった。現在では「鶏・鶏肉」のことを指す言葉として主に関西以西で使われている。料理名としては、かしわ飯、かしわ鍋、かしわうどん、かしわ煮など。

「かしわ」の語源としては、「羽が茶褐色で枯れた柏の葉に似ていることから」「鶏がバタバタと羽ばたく様子が神社でかしわ手を打つ姿に似ているから」など諸説ある。いずれにしても、シカや馬の肉を「紅葉」「桜」などと呼んだのと同様、肉食が表向きは忌避されていた江戸時代の隠語。ただし、鶏肉は、馬肉や鹿肉とは異なり、江戸時代にも(地域にもよるが)比較的食されていたともいわれる。

2. 一部の地域(岡山など)で、鶏の中でも特に卵を産み終えた親鶏(老鶏・ひね鶏)のこと。岡山の笠岡ラーメンは出汁や具材に「かしわ(老鶏)」の肉や骨を用いることで知られ、地元では「かしわラーメン」「鶏ラーメン」「鶏そば」などと呼ばれている。

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