金平糖
金平糖とは・・・
金平糖(コンペイ糖・こんぺい糖・こんぺいとう・コンペイトウ・Konpeito)は、
砂糖と水などを主原料に作られる砂糖菓子。日本の伝統的な菓子の一つ。
直径10ミリメートル前後の大きさで、表面に突起がいくつもあり、凸凹とした形をしている。白、赤、ピンク、黄、緑、黄緑、青、紫、オレンジ色など様々な色のものがある。金米糖、金餅糖、糖花などとも。
今から450年以上前の戦国時代にポルトガルからもたらされた砂糖菓子「コンフェイト」「コンフェイトス」がその原型で、「コンフェイト」が転訛して「こんぺいとう」となり「金平糖」や「金餅糖」などの字が当てられた。
核となるザラメ糖(かつてはゴマや芥子の実が用いられた)を回転鍋と呼ばれる直径1メートル以上の大きさをした自動で回転する30度ほど傾いた大きな平釜に入れ、そこに砂糖に水や果汁などを加えて煮詰めてシロップ状にしたものを少しずつかけながら下から加熱してシロップの水分を蒸発させながら数週間の時間をかけて粒を作っていく。1日に約1ミリメートルほどずつしか、大きくならず、製造工程には手間暇がかかる。
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