つとっこ
つとっことは・・・
つとっこ(つとっ子・Tsutokko)は、
1.トチ(栃)の葉で、餅米とキビ、煮た小豆などを包んで藁(ワラ)で結んで茹でたもの。埼玉県の郷土料理。伝統食。特に秩父地方などで5月の端午の節句の頃に伝統的に作られ、食べられる郷土食として知られる。秩父の郷土料理、行事食。
軽食、弁当、おやつ、携行食として重宝されてきた。地域や家庭により「つとこ」「つつっこ」「つっとこ」とも。群馬の奥多野地域でも食べられており、トチの葉のほか朴葉も用いられる。また豆は小豆のほか地域や家庭により大豆(黒大豆・青大豆(青ばた豆・鞍掛豆))なども用いられる。
2.藁で包んだ柿。吊るし柿。干し柿を作る際に用いられる方法。主に長野の山間部などで行われている。
3. 藁巻き納豆(わら巻き納豆)の藁のこと。つとっこで作る納豆を「つとっこ納豆」とも呼ぶ。
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