アオサ
アオサとは・・・
アオサ(青さ・あおさ・aosa)は、
1. アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属に分類される海藻「ヒトエグサ」。地域により「アオサ」のほか、「アオサノリ(あおさ海苔・青さ海苔・あおさノリ・アオサ海苔・あおさのり)」「アオノリ(あおのり・青のり・青ノリ・青海苔・あお海苔・あおノリ・アオ海苔)」と呼ばれ、生を容器に詰めたものや乾燥品(青ばら・青板)のほか、フリカケや佃煮などの加工品が市販されている。主な生産地は、三重、静岡(浜名湖)、福島(松川浦)、高知、愛媛、愛知、徳島、長崎(壱岐・五島)、鹿児島などで、主に波の静かな入り江や湾、河口などで養殖されている。その他の呼び名としては、「おさ」「銀あお」(鹿児島)、「このい」(南鹿児島)、「あーさー・アーサー・アーサ(沖縄・長崎)」などがある。
アオサの食べ方
アオサの主な食べ方としては、味噌汁や吸い物などの汁物、スープのほか、天ぷら、かき揚げ、酢の物、サラダ、玉子焼き(卵焼き)、ぬた(酢味噌和え)などがある。また、トッピングとして納豆や、うどん、ラーメン、ソバ、パスタなどの麺料理にも用いられる。特産地では、醤油やみりんなどの調味料を加えて煮た「佃煮」が、「海苔の佃煮・アオサの佃煮・青さのり佃煮」等の名前で、名物、名産品、土産物として売られている場合も多い。また、ふりかけなどのほか、アオサノリを練り込んだ麺や餅などもある。
2. アオサ目アオサ科アオサ属に分類される葉状をした海藻で、緑藻(リョクソウ)の一種。アオサノリ(あおさ海苔)。同じくアオサ属に分類される「アオノリ」と混同されることも多い。
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