とぼ餅
とぼ餅とは・・・
とぼ餅(斗棒餅・とぼもち・Tobomochi)は、
棒状に整形したお餅のこと。
とぼ。ねこ餅。なまこ餅。のし。さお。
石川や福井、富山など、主に
北陸地方の家庭で寒い冬の季節に昔から作られ、食されてきた。
斗棒(とぼ)とは、米などの穀類の計量の際に用いられた道具の一つで、
穀類を入れた枡の表面をなぞって、平らにする棒のことで、
その斗棒に見た目が似ていることから、斗棒餅と呼ばれるようになった。
黒豆やよもぎ、昆布、柚子、ゴマ、キビなどを入れて作った斗棒餅は、
食べる際に、包丁などで適当な大きさに切り、焼いたり揚げたりして食べる。
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