かきもち

かきもちとは・・・

かきもち昆布入りのかきもち

かきもち(かき餅・かきモチ・欠き餅・欠餅・掻き餅・掻餅・Kakimochi)は、
1. 蒸したもち米に塩を加えて杵と臼、または機械で搗いて餅にし、木枠などに入れて棒状(とぼもち)にして数日置いてから薄切りにし、麻縄や藁などで連ねて結び、風通しのいい冷暗所などで1~2か月ほど時間をかけて乾燥させたもの。石川県や福井県、新潟県などをはじめとする各地で伝統的に作られている郷土食、保存食の一つ。米菓の一種。

クチナシや赤カブ由来の着色料で色をつけたものや、大豆や黒豆、よもぎ、アオノリ、海苔、ゴマ、シソ、サトイモ、紫芋、刻んだ昆布、桜エビ、ゆず、かぼちゃ、等が入ったものなどもある。食べる際には醤油や塩などをつけて七輪やトースターなどで焼くか、油で揚げて食べる。富山などでは寒餅(かん餅)、氷餅(こおりもち)、ころ餅とも。地域や家庭、作り手によって様々なバリエーションがあり、九州や四国などでは砂糖を入れたり、豆、アワ、トチ、エゴマなどを入れて作る場合もある。

2. 鏡餅を木槌や手などを使って欠き砕いたもの。欠いて作ることから欠き餅の名がある。干して乾燥させてから油で揚げて食べるほか、お汁粉などに入れて食べる。

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