ナラタケ
ナラタケとは・・・
ナラタケ(楢茸・ならたけ・Naratake)は、
キシメジ科ナラタケ属のきのこ。なめこなどと並ぶ身近なキノコの一つとして知られる。広葉樹や針葉樹の倒木や枯れ木、切り株などに多く発生するキノコで、色は白っぽい黄色~黄褐色~茶褐色、発生時期は地域にもよるが、9月下旬~11月頃。はりがね茸とも。
北海道や東日本でよく食べられているキノコで、いい出汁が出るので、汁物(味噌汁・すまし汁)や鍋、きのこおろしのほか、うどんやそばの出汁にも用いられる。そのほか、酢の物、おひたし、煮物、和え物、南蛮漬けなど、調理法は幅広い。
地域や生えている場所・状態により、ボリボリ(北海道・青森県)、ボリ(北海道)、サモダシ(青森県・秋田県)、カックイ(青森県東部・南部、岩手県北部)、ハバキタケ(ハバキダケ)(青森県)、サワモダシ(秋田県)、モダシ(秋田県)、オリミキ、(秋田県)、ササコ(東京都)、モタツ、ボリメキ、ヤチキノコ(秋田県南部、仙北市)、ボロメキ(秋田県)、サワボダシ、クネボダシ、ツツエ、アシナガ、ボッコ、ナラモタセ、アマンダレ(新潟県十日町市・南魚沼市・津南町・柏崎市など)、ナラブサ、モトアシ(長野県・鳥取県)、モグラ(新潟県十日町市など)、クズレ(新潟県)など、様々な呼び名を持つ。
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