すり鉢

すり鉢とは・・・

すり鉢(擂り鉢・擂鉢・すりばち・Suribachi)は、
胡麻(ごま)や豆腐などの食材をすりつぶしたり、混ぜ合わせたりするための道具。「する」という言葉を「お金をする」などに通じる忌み言葉として嫌い、縁起を担いで「あたり鉢」とも呼ばれる。また、(特にプロの料理人の世界では)すり鉢ですることを「あたる」という。擂る際には、山椒や朴の木で作られる「すりこぎ」(擂粉木、擂り粉木、すりこ木)を用いて、両手で持った「すりこ木」を「すり鉢」の中で回すようにしながら、食材をすりつぶしたり、混ぜ合わせていく。お椀ほどの大きさのものから、直径30センチメートルほどのものまであり、用途に応じて使い分ける。胡麻をすりつぶす、豆腐をつぶす、山芋をすりおろす、魚のすり身・つみれを作るなど、日本料理・和食には欠かせない存在。

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