ネンネンボウ

ネンネンボウとは・・・

ネンネンボウ(ねんねんぼう・nennenbo)は、
キク科ヤマボクチ属の植物オヤマボクチ(おやまぼくち・雄山火口・Oyamabokuchi)のこと。主に東京の西部・檜原村エリアなどで使われている地域名。ウラジロとも。

オヤマボクチは、蒡(ごぼう)に似ている所から、地域によっては「ヤマゴボウ」「ゴボウッパ」「ゴンパ」「ヤマゴンボ」とも呼ばれ、旬のとして、天ぷらや、和えもの、いためものなどで食されている。檜原村では、ネンネンボウは、蕎のつなぎとして用いられたり、(よもぎ)のよ餅に混ぜ込んでを作るのに利用されている。

のそば 「檜原そば」

ネンネンボウをつなぎとして使った蕎麦「檜原蕎麦」(檜原そば・ひのはらそば)は「幻のそば」ともいわれ、山菜ならではの独特のりとほろ苦さのあるそばの味は、訪れた人々の舌を楽しませている。

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