煮食い
煮食いとは・・・
1. 煮食い(煮ぐい・に食い・にぐい・Nigui)は、
鶏肉(モモ肉など)と、里芋、レンコン、にんじん、ごぼうなどの野菜、根菜類、干し椎茸、豆腐、こんにゃく、などを炒めてから、醤油、酒、砂糖、生姜などで煮たもの。大分県中津市や宇佐市などに伝わる郷土料理。食べる際には汁まで飲む事が多く、地元では、煮ものというより汁物的な存在という。
「煮食い」の名の由来は、はじめに汁たっぷりで作って、「汁物」のように頂き、その後煮返して汁気を飛ばし、今度は「煮もの」のように食べることから、「二度食い」が転訛して「煮食い」になったともいわれる。
かつては客人などが来た時に飼っていた鶏をつぶして作ったという「特別なご馳走」で、一緒に鶏飯や鶏のスープ(吸い物)も作ることが多かったという。
福岡県の北西部でもほぼ同様のものが食べられている。
2. 煮炊きして食べること。
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