猟師料理

猟師料理とは・・・

猟師料理(りょうし料理・りょうしりょうり・ryoshi ryori)は、
主に、山に入って熊や鹿、猪などの猟をする人々が伝統的に食べてきた料理。食べ方。猟師飯・マタギ料理・マタギ飯。現代的にはジビエ料理と呼ばれることも多い。漁師料理とは異なり、帰路につく途中で料理をするよりも小屋や家に持ち帰ってから調理をする場合が多いが、内臓は足がはやいため、その場で調理する場合もある。(行動食・携行食としては現場ですぐに食べられるような、比較的シンプルなものを携える。こちらもあわせて猟師料理と呼ばれる。)

調理法、食べ方としては鍋、焼肉、味噌焼き、煮物、炒め物、刺身、雑炊、粥など。野菜類と共に、山で採取した山菜やキノコ類なども用いられる。

青森や秋田、静岡や和歌山の山あいの宿や飲食店など、山と猟の生活が身近にあるエリアでは、土地の名物、郷土食、郷土料理として、熊肉、鹿肉、猪肉などが、刺身、鍋、焼き肉、炊き込みご飯などで提供されていることもよくある。


津軽地方の熊肉料理


マタギ飯


鹿の刺身(静岡県奥大井)

鹿の刺身(和歌山県熊野)

→ 猪の骨引き
→ 猪粥

行動食・携行食・非常食・保存食

猟師料理の中でも、猟の最中に食べる食べ物は、食べやすく腹持ちがいいもの、かさばらず、手軽に食べられてエネルギーになるものなどが好まれた。ひこぜんなど。きりたんぽも、元はマタギ達が山に持っていくための食料の一つでそれがいつしか変化して今の様な形になったという。

→ カネ餅

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