シークニン

シークニンとは・・・

シークニン(しーくにん・Shikunin)は、
鹿児島県の徳之島に自生する野生の柑橘類の一つ。「野生の島みかん」。シークヮーサーの原種といわれる。香りや酸味はシークヮーサーよりも強く、栄養素も豊富で、ビタミンCの含有量はみかんの60倍ともいわれる。他の柑橘類と比較しても栄養成分は抜け出ており、抗ガン作用のほか、糖尿病の予防、血中のコレステロール値の低下や、高血圧の予防、メラニンの抑制、血流の改善などに期待ができるといわれている果物。徳之島では昔から10月頃に実ったシークニンの実を黒糖で煮たものや、絞って焼酎に入れたものを「命薬(ヌチグスリ)」として、風邪の薬などに用いてきたという。

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