油かす
油かすとは・・・
油かす(あぶらかす・Aburakasu)は、
牛や豚などの脂身や内臓などを加熱し、油脂を取り出した後の残り。
元々は、油脂を取り出した後の副産物だったが、加工食品として製造販売されているものもあり、地域によって、原料(牛、豚、鳥、馬などの脂身、皮、胃・腸等)、製造法(揚げる、煎る等)や利用法は様々。
呼び名も、油かすのほか、肉かす(静岡)、いりかす(徳島、山口)、かす(大阪、京都、奈良、兵庫など)、せんじがら(広島)、せしから(宮崎、鹿児島)、あんだかしー(沖縄)など地域により異なる。
適度に油脂分が抜け肉の旨味や香りが残っており、お好み焼きや焼きそば、うどんの具として用いられたり、野菜と炒めたり煮込んだするのに使われる。
大阪のかすうどんや富士宮焼きそばには欠かせないトッピング。
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