栃もち

栃もちとは・・・

栃もち
栃もち(長野)

栃もち(栃餅・とち餅・トチもち・トチ餅・とちモチ・栃モチ・トチモチ・とちもち・Tochimochi)は、
ムクロジ科(トチノキ科)トチノキ属の落葉広葉樹トチノキの実(栃の実=栃の種子)を用いて作られる餅の一つ。栃の実をあく抜き(渋抜き)した後、糯米()と共に蒸かしてから杵でついて作られる。タンパク質やデンプンを含む栃の実(トチの実)は古くから食用となってきた歴史があり、特に耕作地に恵まれない山村などでは重要な食材の一つとして扱われてきた。

食習慣の変化に加え、灰汁抜きなどに手間暇がかかることもあり、一般家庭で作られることは次第に少なくなってきており、現在では、主に山形、福島、新潟、長野、静岡、岐阜、京都、奈良、鳥取などの地域で、昔からの郷土食、その土地の「」として道の駅や土産物店などで販売されている。

栃餅の味

栃の実はあく抜きに手間がかかり、天日干しなどで乾燥させ、長時間流水にさらしたり灰汁で煮たりという作業が必要となる。乾燥の度合いや流水にさらす時間、加熱する時間など、地域や家庭に伝わってきた方法やコツなどがあるが、それでも完全にアクや渋みが抜けきることはなく、栃餅には独特の風味や味がある。その為、一般的には、餡を包んだり、お汁粉(とち餅しるこ)に入れたりして食べる地域、家庭が多い。塩茶漬けで食べる地域もあるという。

栃もち
栃もち(山形)
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