鍋焼きうどん

鍋焼きうどんとは・・・

鍋焼きうどん(鍋やきうどん・なべやきうどん・Nabeyaki udon)は、
土鍋またはアルミ鍋に出汁をはって、うどんと天ぷらや肉、野菜、蒲鉾などの具を煮込んだもの。うどんの一種。煮込みうどんの一つ。東京深川発祥といわれる。単に「鍋焼き」とも。家庭や店、地域によって多少異なるが、具としては、天ぷら、蒲鉾、卵、鶏肉、ほうれん草、ネギ、麩、エビ、椎茸、油揚げなどが用いられる。また地域によっては、伊達巻が卵の代わりに入ったり、牛肉や豚肉、人参、つくね、つみれ、舞茸、セリ、三つ葉、白菜、春菊、湯葉、水菜、筍、ホタテ、小柱、卵焼き、ちくわ、餅、さつま揚げ、かき揚げ、ゴボウ天、キノコの天ぷらなどを用いる場合もある。

松山の鍋焼きうどん

愛媛県松山市の名物は、土鍋の代わりにアルミ鍋を用いる「鍋焼きうどん」。戦後すぐの頃から営業している「ことり」や「アサヒ」といった有名なお店をはじめ、松山市内の約120軒にのぼるお店で提供されている松山のソウルフード。刻みネギと油揚げ、肉、ちくわ(または蒲鉾、なると)というシンプルなトッピングと、やや甘めのおつゆ、柔らかめのうどんが特徴。他地域では冬季限定で提供される場合も少なくない鍋焼きうどんだが、松山では通年提供されていることがほとんど。

青森の鍋焼きうどん

セリが用いられるのが特徴。また、エビ天ではなく、かき揚げやごぼう天が乗っている店も多い。味噌味のものも。

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