青菜漬け

青菜漬けとは・・・

青菜漬け(青菜漬・青菜づけ・せいさい漬・セイサイ漬・せいさいづけ・Seisaizuke)は、
「山形青菜」とも呼ばれる「青菜(せいさい)」を醤油や昆布、鷹の爪などと共に漬けた漬物。

山形を中心に伝統的に作られて来た冬の保存食であり、郷土の味覚として知られる。山形の特産品。山形伝統の味。ぺそら漬け(ぺちょら漬け)や赤かぶ漬、おみ漬けなどと並ぶ「漬物王国」山形を代表する漬物。山形の発酵食品の一つ。

「青菜(せいさい)」は、アブラナ科の野菜で高菜の仲間。明治の終わり頃に奈良から入ってきたもので、肉厚のパリパリっとした色の濃い葉をしている。

その青菜を収穫してから、まず二、三日天日干しにする。それから洗浄、塩漬けにし、一度塩抜きした後、醤油や昆布、鷹の爪などで本漬けにする。

見た目や味は、「野沢菜漬」にも多少似るが、独特の辛味と歯ごたえがある。

包丁で適当な大きさに切ったものを漬物としてそのまま食べるが、元来が冬の保存食であるので塩分濃度が高いため、海苔のかわりとしておにぎりを包んだり(青菜おにぎり・青菜漬おにぎり)、炒めものにしたり、刻んで納豆やチャーハンに入れて食べたりもする。

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