だし巻き卵

だし巻き卵とは・・・

出し巻き玉子

だし巻き卵(だし巻き玉子・出汁巻き卵・出汁巻き玉子・出汁巻玉子・出汁巻卵・出し巻き玉子・出し巻き卵・だし巻きたまご・だしまき玉子・だしまき卵・だしまきたまご・Dashimaki tamago)は、
鶏卵を溶いたもの(溶き卵)に、昆布や鰹節などで取った出汁、塩、砂糖などを加えて、焼いたもの。玉子焼き(卵焼き)の一種。厚焼き玉子の一種。単に出汁巻き(だし巻き・出し巻き)とも。関東風の場合は、砂糖が入った甘めの味付けのものが多く、関西風の場合は塩や薄口しょうゆなどを用いた甘くない味付けのものが一般的。いずれも大根おろしと共に食べる場合も多い。

あんをかけたものや、明太子が中に入った「出汁巻きめんたい(出し巻き明太)」、カニの身を入れた「かに出し巻き」、天かす入り(天かす入り出汁巻き玉子)、出汁巻き玉子を天ぷらにした「だし巻きたまご天(出汁巻き天)」、鯛の身を入れた「鯛たまご」、出し巻玉子をサンドイッチにした「玉子サンド」等の料理(またはメニュー名・商品名)などもある。一方で、出汁が入っていても単に「卵焼き」「玉子焼き」と呼ぶ場合もある。

出し巻き玉子 難しい ?

一般的に出汁が入っていなくても「玉子焼き」を綺麗に焼くのは難しいとされるが、出汁の入った「出し巻玉子」は綺麗に焼くのはさらに難しく、料理店や専門店などでは、毎日毎日練習を重ねて数カ月から1年以上かかってようやく、売り物となるものが焼けるようになるともいわれる。

出し巻玉子を上手に作るコツ

◇出し巻玉子を作る際、まず溶き卵に入れる「出汁」は冷たくなるまで氷水などで冷ますのが大切。(熱いと調理前に卵が熱で固まってしまうため)
◇溶き卵に冷たくした「出汁」を加え、調味料を加えて混ぜ合わせた後、ざるなどの漉し器を使うと、滑らかな仕上がりになる。
◇卵液を熱した鍋に入れて焼く際も、まず鍋に油を良く馴染ませるのが重要。そうすることで卵がこびりつきにくくなるため、綺麗に仕上がる。
◇プロの板前は菜箸を用いて焼くが、家庭ではフライ返しなども使い、さらにある程度巻いてしまったら、プロのように巻きすを用いて形を整えると綺麗に出来上がる。巻きすがない場合はラップなどでも代用可能。やけどしないように注意。
◇卵液を作る際に、葛粉や小麦粉を卵5つに対して小匙2ほど加えると出汁と卵が分離しにくくなる。
◇卵と出汁の割合は卵5個に対して出汁100C.C位が適量。もっと出汁を入れると、その分柔らかくジューシーな味わいとなるが、綺麗に焼くのも難しくなるので、上達に合わせて出汁の量を加減してみて。

Share