ワタリガニ
ワタリガニとは・・・
ワタリガニ(渡り蟹・渡蟹・ワタリ蟹・わたり蟹・渡りガニ・わたりがに・Watarigani)は、
ガザミ上科ガザミ科ガザミ属に分類されるカニ。ガザミ。単に「ワタリ」とも。後ろ足(第四歩脚)が平たく、櫂のようになっていて泳ぎがうまく、遠くまで渡っていくことができるので「ワタリガニ」と呼ばれるようになったという。
濃厚で美味なカニとして知られ、茹でガニ(塩茹で)のほか、蒸し蟹(蒸し物)、焼ガニ、カニ飯(炊きこみ御飯)、カニ汁(汁物・味噌汁)などで食される。旬は秋から冬にかけてで、特に内子を持ったメス(12月~5月頃)は美味として珍重される。
地域により、ワタリガネ、竹崎カニ(佐賀)、豊前本ガニ(北九州市ほか)、ガンチン(徳島)、ガンツ(岡山)、ヒシガニ、カゼガニ、オドリガニ、ガネなどとも呼ばれる。
また、ワタリガニ科のイシガニを「ワタリガニ」と呼ぶ地域もある。
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