岩がき

岩がきとは・・・

岩がき

岩がき(岩・岩牡蛎・いわ牡蠣・いわガキ・岩ガキ・いわがき・イワガキ・Iwagaki)は、
目イタボガキ科マガキ属に分類される。一般的に「カキ」として知られるマガキ(真ガキ)に比べ、殻が分厚くてごつごつとしているモノが多い。殻長は10~15センチメートルほど。大きなものだと20センチメートル前後になり、重さも1キログラムを超える。身はぷっくりと大きくて重量感があり、味は濃厚でクリーミーでこってりとしている。は産卵前の(地域によっても多少異なるが6月~8月中旬頃)であることから「夏ガキ(夏牡蠣)」とも。

壺のような丸みを帯びた形状をしたものをツボガキ(壺ガキ)、平たい形状をしたものを「ヒラガキ(平ガキ)」ともいい、ヒラガキのほうが市場価値は高い。主な産地は島根県をはじめ、秋田県、山形県、新潟県、富山県、石県、鳥取県などの日本海沿岸部、および千県の銚子から茨城県の鹿島灘にかけての地域のほか、静岡県、愛知県、三重県、徳島県、高知県、愛媛県、大分県、宮崎県など。夏の旬の時期になると、特に日本海側の特産地周辺の道の駅や、地域のスーパーマーケットに並んでいるのをよく見かける。

一般的に生で食されることが多いが、焼きガキ(焼きイワガキ)、蒸しガキ(蒸しイワガキ)、酢ガキ(酢牡蠣)、カキ(イワガキのフライ)、炊き込み御(イワガキの炊き込み御飯)などでも食される。

岩ガキ
山形・鶴岡の岩がき (庄内浜産岩牡蠣)
岩牡蛎
産岩ガキ
岩ガキ
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