麦きり
麦きりとは・・・
麦きり(麦切り・むぎ切り・むぎきり・Mugikiri)は、
1. 小麦粉をこねて作る生地を細切りにしたもの。山形県の鶴岡市などの庄内地方で食べられている郷土料理。山形の郷土麺料理。庄内のご当地麺。
讃岐うどんより細く、稲庭うどんや冷麦よりも太い。小麦粉の生地をのばして包丁で切って作るので「麦きり」の名がある(乾麺をうどん、生のものを「麦切り」と呼んだ等、名前の由来には諸説あり)。
喉越しの良さと適度な弾力が特徴で、つゆに浸けて頂く。薬味としてネギと共に、わさびや生姜ではなく辛子(和がらし)で食べるのも特徴。山形県鶴岡市大山にある創業140年の「寝覚屋半兵エ」の「麦切り」が有名。
2. 大麦の粉で作る麺。日本で古くから伝統的に食べられていたもの。短めに切って茹で、薬味に大根おろし、あさつき、花がつお、芥子、わさびなどを用いて、煮ぬき(味噌、酒、削り節を煮詰めたもの)や垂れ味噌(たれみそ。味噌に水を加えて煮つめてから袋などで濾して作る汁)で食べたと伝えられる。
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