むかご
むかごとは・・・
むかご(零余子・Mukago)は、
ヤマノイモや長芋など、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の葉の付け根に出来る肉芽(球芽)。色は緑がかった茶褐色で、直径1~2センチメートルほどの大きさ。
秋から冬にかけて、山芋類のつるが枯れた後、このむかごが地面に落ち、生き延びたものが発芽する。
オニユリやノビル、シュウカイドウなど、むかごを作る植物はほかにもあるが、食材として「むかご」と呼ばれるのは主に山芋類のもの。
秋に収穫した後、主に、炒ったり、塩ゆでにして、おかずや酒のつまみとしたり、米と一緒に炊いて零余子飯(むかごご飯・むかごめし)にして食べる。ほくほくとした中に少しぬるっとした食感もあり、芋のような味わいをもつ。
零余子飯は秋(晩秋)・生活の季語。
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