もち

もちとは・・・

もち(餅・モチ・Mochi)は、
もち米(糯米・餅米)をセイロ等で蒸し、木や石の臼に入れ、杵でついたもの。又はそれを、ちぎったり、成形したり、切ったりして小分けにしたもの。昨今では臼と杵の代わりに、餅つき機も用いられる。

石臼

石臼

もち米(糯米)以外の材料で作られたものでも、餅と呼ぶものもある。(ジャガイモと片栗で作る北海道の「いももち」、カボチャと片栗粉で作る「かぼちゃ餅」等)

また、や味、色などを加味する目的、または嵩増しなどの目的で、もち米にサツマイモ芋や等の芋類や粉、片栗粉など、または、ヨモギ()やトチ(栃)など、地域や家庭によって様々なものが加えられ、その餅の呼び名として、加えた材料の名を餅の前につけて呼ぶ場合も多い。(栃餅、ヨモギ餅()、豆餅など)

そのほか、出来上がりの形状により、丸餅、角餅、のし餅(延し餅・伸餅)、切り餅とも呼ばれる。

餅は元来、や、節句、祭事などのハレの日や、特別行事、イベント等の日にあわせて作られ食されてきたが、新潟のメーカーを始めとする各社が真空パックされた製品を製造、販売しており、日常的に食べる人もいる。

神道や仏教の供物としても用いられ、地域や家庭、宗派等により、神前や仏前、神棚、仏壇、墓前などに供える。

鏡餅

鏡餅

正月のお雑煮にも用いられる。雑煮用の餅は地域により、丸い形や四角い形、あん入り等バリエーションがある。

お汁粉やぜんざいに入れて食されるほか、きな粉(黄な粉)、大根、、ずんだ(茹でた枝豆をすりつぶしたもの)、、海苔等と共に食される。

きなこ

きなこ

みたらし

みたらし

みたらし餅

みたらし餅

大根餅

大根餅

→ 日本の色々な餅と、餅に関連する言葉

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