串鮑

串鮑とは・・・

串鮑(串あわび・串アワビ・くし鮑・くし鰒・くしあわび・Kushiawabi)は、
鮑(あわび)を串に刺して干したもの。串貝。あわびを殻から外し、二枚にそぎ切りして串に刺し天日干しにする。古くからある日本の伝統的な高級保存食の一つであり、縁起物として知られる。1582年(天正10年)5月15日、16日に織田信長が、徳川家康らを安土城に招いて饗応した際の本膳料理の二の膳や、1588年(天正16年)4月に豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇を迎えて饗応した際の二日目の七献に「串あわび」が出された、という記録が残る。

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