金華糖(きんかとう)

金華糖とは・・・

金華糖(きんかとう・金花糖・Kinkato)は、
1. 水に溶かして、撹拌しながら空気を混ぜ込んだ砂糖を木型に入れて固めた砂糖菓子。現在では、金沢の郷土菓子、伝統菓子として知られている。鯛や招き猫、野菜、七福神などを模した様々な形の型に入れて冷やし固め、彩色を施して作る。

結婚式の引き出物や桃の節句などの祝い菓子としてのほか、昭和の時代には、お茶うけやおやつなど、日常のお菓子としても愛された。

飾り終わった後の金華糖は、木槌などで崩してから、料理やお汁粉等に入れて皆で食べる。

金華糖は、江戸時代には、各地で作られていたといわれるが、他地域での製造は次第に廃れ、現在、主に金沢は製造されているほか、東京や長崎で作られている。

2. 熱して溶かした白砂糖を型に流し込み、冷やし固めた、六角形をしたハッカ風味の砂糖菓子。仙台駄菓子の一つとして知られる。

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