養肝漬

養肝漬とは・・・

養肝漬(ようかんづけ・Yokanzuke)は、
三重県伊賀市にある1865年(慶応元年)創業の養肝漬宮崎屋が製造、販売する漬物。三重県の漬物。三重県の郷土料理。三重の土産物。

伊賀特産の白瓜(しろうり)の芯をくり抜き、その中へシソ(大葉)、しょうが、大根、胡瓜などを細かく刻んだものを鉄砲漬けのように詰め込み、たまり醤油で1年~2年ほど自然熟成させながら漬け込んだもの。伊賀地方で古くから親しまれてきた漬物で、伊賀上野藩の藩主・藤堂高虎が、陣中へ食料として常備していたともいわれる。また、忍者の携帯食であったという話もある。

その名の由来は、「武士の志気(肝)を養う」という意味から来ているとされる。

養肝漬の食べ方

養肝漬は、包丁で輪切りにし、ご飯の上に乗せて食べるのが一般的。そのほか、茶漬け、吸い物などにも利用されるほか、料理の味付けにも用いられる。

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