アナジャコ
アナジャコとは・・・
アナジャコ(あなじゃこ・穴じゃこ・穴蝦蛄・Anajako)は、
エビ亜目アナジャコ下目アナジャコ上科アナジャコ科アナジャコ属の節足動物。体長は10センチメートル前後で、泥干潟に穴を掘って生息する。見た目や名前はシャコ(蝦蛄)に似るが、別の生き物。(シャコは、シャコ目シャコ上科シャコ科シャコ属。)ただ、地域によってはアナジャコも「シャコ」と呼ばれたり、シャコを意味する「シャク」と呼ばれたりするので混同されやすい。
縄張り意識が強く巣穴を守るので、その性質を利用して「筆」を用いて獲る「アナジャコ釣り」(アナジャコ筆釣り)で捕獲される。旬は5月~7月頃。地域によって、「穴しゃこ(アナシャコ)」「シャク」「アナジャク」「マジャク」「ジャコ」「マジャコ(真ジャコ)」などと呼ばれる。
アナジャコの食べ方
アナジャコは主に塩茹で、素揚げ、唐揚げ、天ぷら、味噌汁などで食される。そのほか、酢の物(シャコ酢)、丼もの(シャコ丼)、シャコ飯などがあり、岡山では名物料理、郷土料理となっている。
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