チーチーフグ

チーチーフグとは・・・

チーチーフグ(ちーちーふぐ・Chi-chi-fugu)は、
フグ目フグ科に属するクサフグの地域名、地方名。主に福岡県の北九州市などで使われている呼び名。チイチイフグ。猛毒であるテトロドトキシン(フグ毒)を皮と内臓(特に肝臓、腸、卵巣は毒性が強い)に含むが、身(筋肉)は食用可(資格を持ったふぐ調理師※が調理したもの)で、その味わいは淡白ながら美味。刺身や唐揚げ、鍋、汁物などで食される。

砂に潜る習性をもつことからスナフグ(砂河豚)とも呼ばれるほか、ガンバ、キンフグ、アカメフグ(赤目河豚)とも呼ばれる。コモンフグやヒガンフグ、ナシフグなどと共にナゴヤフグ(名古屋フグ)の異名も持つ。その謂れは、「食べたら身の終わり(美濃・尾張)」であることから。

(※ふぐ調理の資格を持たない素人の調理は危険で、死亡例(外部リンク)も報告されている。)

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